波田の住宅改修
用途 :住宅
住所 :松本市波田
規模構造 :木造2階建
面積 :269.34㎡(施工床面積172.04㎡、2.69㎡の減築)
施工者 :竹節建築
竣工年 :2025
松本市波田にある築45年程の住宅改修。
父の遺してくれた家は80坪を超える立派な数寄屋風の住宅であったが、広すぎて暖房効率が悪く、冬には家全体が凍えるように寒かった。
これから暮らすのは娘さんを入れて3人しかいない。そこで全体を改修するのではなく、家族が暮らすのに必要な範囲だけを間取りも含めて新しくし、断熱範囲も生活範囲だけに絞ることにした。
外観は必要な範囲だけ外張り断熱にするために新しく左官仕上げとし、内部は水廻りを中心に全ていまの暮らしに合うようにレイアウトし直した。また、北向きの広い玄関は寒く暗かったため、風除室を形成するための障子と玄関庇上にあかり取りの窓を設けた。そして玄関ホールに続く階段上にも小さな吹き抜けをつくり、採光と換気ができるようにした。
もとの居間は隣のキッチンとは繋がっていたものの、反対側の仏間とは区切られており、仏壇が普段の生活とは離れたところにあって寂しかったので思い切って壁を抜いた。おかげで仏間・居間・ダイニングキッチンとが一直線に見通せるようになった。広さの割に部屋が細切れになって広さを感じられなかった間取りを一新できたように思う。
